2008年12月6日土曜日

そこに知性はあるか

10時からY-PACのミーティングやるぞ、と言っておきながら10時45分着でしまったなーと思っていたら堀田しかおらず。
その後来たのも二人だけでミーティングにならず。

13時から茂木健一郎さんの特別講義。
知能物理学科のレクチャーらしく、教室は満員だが野郎ばかりのムサイマン状態。
ブログなども読んでいるし、テレビにもよく出ている茂木さんだが、実際見てレクチャーを聞いたらかなり面白かった。
「人生で一番大事なのは知性なんだよー」
と言葉の端々に出てくる。
はじめは英語のpptを順番に見せながら解説していく講義だったが、途中でAirMacをつないでからはしゃべってはググり、youtubeからwikipediaからamazonからニコ動まで(おまえらニコ動なんか見るなよーと言っていたがww)検索してすぐ見せるというネットサーフレクチャーとなった。
空間も学問領域も軽々と横断するライブ感あふれるレクチャー。熱い。
茂木さん自身も「DJみたいで楽しいな」と面白がっていた。
学生が質問すれば「オマエ今何に興味あるの」とか「ガールフレンドいる?」(全員いないと答えていたのは泣ける)とかざっくばらんな話ぶりで皆ひきつけられた。
「知性があればさ、もこみちとか小栗旬とかセレブとか全然怖くないよ、カッコよかったり金持ちってだけで」
たぶんテレビじゃそんなこと言わないだろうし、本にも書かないだろう言葉がいろいろ聴けてよかった。
学問とは自由である。
とか言ってみる。
超ミーハーだが、昨日買った「脳と仮想」にサインしてもらった。
これから茂木さんの本いろいろ読んでみよう。


おかげで生産の授業に出れなかったけど、よいレクチャーを聴けた。

夜は村上と二人でサルハウスへ。
面子が集まらんので延期、としようとしたけど結局二人だけで行くことに。

代官山で降りたとき「あー、市役所!」とデカイ声がするので振り向くと中央アーキのサカカヨさんだった。そういえば前の飲み会のときに「市役所」(おれの顔が市役所で働いてそうだから?)とあだ名をつけられたんだった。
アーキフューチャーのときもあったし、結構中央アーキ遭遇率高いかも。

サルハウス日野さんのとこにエスキスがてら遊びに行く。
Boys' cityについていろいろ話したり、日野さんのコンペ案とか工事中の物件の模型とか見せてもらう。
日野さんは前期のときの先生だけど、教えに来てもらってたのは遥か昔のことのような気がする。
そっから成長できているだろうか。
とにかく、自分の案については模型(カタチ)がないと、帰ってくるアドバイスもしっかりしたものをもらえない。
前期は一応毎週模型はつくっていたから、これは明らかに怠慢だと思う。
こんなんじゃあきません。
1時間半ほどいて、帰る。
日野さん、今度は飲みましょう。模型手伝いに行くので。


茂木さんの話のなかで、ケンブリッジ大学にはいろんなところに黒板があって教授や学生が自由に議論できるようになっているらしい。トイレのなかにまであるという。グッドウィルハンティングみたいな感じなのかな?あれはMITとかだったと思うけど。
「そういうのがいいんだけど、分かる?その感じ。でも日本には残念ながら学問はないんだよ」
ですが、先生。僕は今すぐにはケンブリッジにはいけませんのでそれを横国にも作りたいと思います。
誰もが議論できるモバイルなテーブルがあったらいいかなと今考えています。

うん、今日は充実した一日だった。

明日9時45分上大岡集合。起きれないと、ヤバイ。

2 件のコメント:

なんしー さんのコメント...

茂木さんの講演いいなぁ~。
誘ってよ。

yoichi さんのコメント...

umm...sorry..
建築のやつ数人で行っちまったい。
録音のデータならあげれるんだけどー。