2009年7月21日火曜日

課題終了/IAES/next plan

おひさしぶりです。
無事卒制前最後の課題を提出することができました。
まずはヘルプしてくれた遊、チャン乙、なかのみょう、阿部ちゃん、ハクビ氏、の各氏に大感謝。打ち上げみんなで行きましょう。
僕の提案に対する先生方の評価は「悪くないけど、最後で逃げたな。」というところです。
確かに言われていることはよくわかります。写真にもあるように最後形を決めるところで、時間との兼ね合いもあって「普通な」形に逃げてしまいました。というかそれがOKな解だと思ってた。だけど模型が出来上がってみると思ったより新しくなかった。(言うまでもないですが、2年生の二人が作ってくれたクオリティに関してはお世辞抜きに文句なしです。自分の設計の問題です)
再提出ではないですがもう少し設計し直してオモシロくしたいと思います。
まあとにかく、4年生のみなさん、ヘルプしてくれた後輩のみなさん、おつかれさまでした。

全体の講評など聞いていて思ったこと。
キーワードの一つは「リアリティ」。
これは山本先生が繰り返しおっしゃっていたことだけど、今回リアリティということに関して厳しく言われていた人が結構いた。うまく説明することは難しいけどリアリティの有る無しというのは建築の提案(ましてや学生の課題)というフィクションをどうやって具現化していくか、それをどう人に伝達し説得するか、という点に置いてとても重要だと思う。
リアリティという言葉を言い換えると「切実さ」ということになるかもしれないと今ふと思った。ロジックとか表層で遊んでも仕方が無い、という点で。全く的外れかもしれませんが。

さて課題終了後ヒマラヤキッチンでビール一杯で酩酊したら家帰ってバタリと寝て、家中の電気つけっぱなしで起きたら5時半。二度寝しようと思ったけど寝れず、「つばさ」とか観てから髪切って東大へ。
金曜日から3日間東大での国際建築会議の手伝い。
写真撮影とかビデオとか録音が横国の仕事だが、記録用にも関わらず写真を撮りすぎると怒られた。SDカードはなんと2GBと512MBしかなかった。一眼レフのレンズに至っては(ry
昨日の打ち上げもただで腹一杯食えて大満足でしたよ、っと。
まあ東大生なんぞに負けてられっか。ということで。

土日はカプセルホテルに泊まったり朝6時に起きたり連日の8時集合で結構眠かったけれどもなかなかいい勉強になった。
三日目のようす。こんな感じ。
伊東さんの基調講演も含めて、「コンピューターが新しい建築を作ってくんだ」的な話はどうも腑に落ちなくて、むしろ(最近聞き慣れたからかもしれないが)山本さんの言っていたような話の方が重要なんじゃないかと思った。
そして最終日の話題で、建築教育の今後についてだったけれども、写真右から2番目のオディルさんが言っていた「表参道で東京らしい買い物をしようとしたけど、あるのは世界のどこにでもあるブランドばかりだった。東京オリジナルなものは何もなかった。」と言っている話が結構クリティカルで、今後の世界でスタンダードをつくって「ウチの建築教育が良い/悪い」って話を繰り返すんじゃなくて、世界のどこにもない特異点を作り出すしかないんじゃないかと思う。
別の人が言っていた「有名大学に行った時に普通な人しかいなくて、無名大学に行った時思いがけず面白い人に出会う」という状況に自分達がなれるかどうか。
そして僕たちがやるべきことは、あれこれ考えている教育者としての建築家達の教育プランや思惑を如何に越えていくか。ということ。
まだまだ横国の先生達の思惑は越えられてないな。教育に甘えてそれを批判するだけのやつはたいしたことない。


そして次なるプランは山積している。
まずは国大橋コンペ。ちゃんと設計事務所のチームに入ってやる予定。〆切は27日。時間ねぇー。
あとはイッシーとのフリーペーパー。こちらもダッシュでやりたい。
それからRooftop BAR vol.2。7月末に予定。できるかな。いややる。必要。
あとパンキョーのレポートとテストが一個ずつ。
あと一万平米の設計し直し。
あと院試。手つかず。

長くなった。
よし頑張ろう。

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