2009年8月30日日曜日

1/1について・その2

もはや何を言いたいのか分からなくなってきたけど、続きを考えてみたいと思います。

アーキTVという場で1/1をつくることについて。
1/1をつくることはやってる本人たちと、当日会場に来て、それに触れた人たちにとっては意味のあるものだと思うんで、まあ否定はしないんですが、それがアーキTVでやっちゃうことに関しては多少疑問があります。アーキTVというのはたぶん地方の情報に飢えている大学生から見たら、東京(中央)の学生主導イベントで何が提示されるのか、ということはかなり注目されていると思うんですよね。
だから、アーキTVはウェブサイトやブログだけじゃなくて、もっといろんなメディア(それこそニコ生とかケーブルテレビとか呼んで放送すべき)を使って全国に発信してほしいと個人的には思います。
ではそこで、1/1の何かを作ってみて、果たして来なかった人にその意義がどれくらい伝わるのかなあと。

銀座に野点のスペースを作ったりすることは結構面白いと思います。一般の人の目にも触れるし。ですが、一般の人に見てもらうからこそ、表層の議論に陥りやすいのかとも思います。例えばディテールが汚い、とか柱が曲がってる、とか座り心地が悪い、とか。
そういうことは実際建築では非常に大事なことではあるけど、全国にばら撒いてく議論の種としてはちょっと違うかなあと思います。

もしそういった議論だけに終始してしまうと非常にもったいないですね。アーキTVというメディアとしては。

あと去年のアーキTVに参加して、いろいろ思ったけど、重要な成果だったのは新世代の学生グループをたくさん集めたおかげで、新しいつながりが生まれかけた、ということだったと思います。
でもそのつながりが継続されているのはごく一部だったりしてもったいないなと。できればアーキTV主催者側の人たちでそういった集まりを継続的にもってくれたりしたらよかったのかなと思います。まあそこは自分たちで勝手にやりますけど。

2009年というゼロ年代の終わりにふさわしい総括的なアーキTVになってほしいです。行って是非参加してみたいと思います。ていうかY-PACも呼んで下さい(笑)

なんかアーキTVへの注文みたいになってしまいました。。
スケールに関しての考察はまだまだ継続して考えたいと思います。
ひとまずここまで。

2009年8月23日日曜日

スケール1/1について思うことresponse to ishizuka

石塚のblogで1/1スケールについて書かれているのでそれについて僕として考えること。今年のアーキTVのテーマが「1/1」を扱うらしいということと、今twitterや建築系ラジオで「こたつ問題」というものが話題になってることからも結構旬な話かと思います。
まずは石塚のblogを読んでみてください。

eureka
スケール1/1について思うこと
その2 

最初に僕の立ち位置から。
まず僕は今年のアーキTVの実行委員ではないし、企画内容も伝え聞いただけで深くは知りません。なのでアーキTVそのものに対する批判はしません。
僕の通う横国という大学では昔から春の大学祭で仮設建築を学生が設計施工して作る、という伝統があって、僕ら(石塚含む)の班はその選定コンペ(4年の授業でもある)で負けて、別の同期の案が実現されました。だから僕らは施工の手伝いだったし、僕に至っては施工もあまり手伝わず当日のプログラムのことをずっと考えていました。
こたつに関しては妻有を見てないのでラジオを聞いただけです。
というのが僕のポジション。

前置きが長くなったけど以下は短く。
おおむね僕も石塚の意見に同調していて、学生がワークショップやって仮設とかパヴィリオンみたいなものをつくることを目的として「大変だけど、楽しかったー」っていう感想だけを持ち帰ってしまうとあんまり面白くないと思います。それだと参加してない東京以外の全国ほとんどの学生が全く蚊帳の外で、拡がっていくことがないからです。アーキTVのようなある種コンセプチュアルな場所ではそれはやらないほうがいい。それこそtwitterで同時中継して、全国からバンバン議論が起こるような話題に転換していかないともったいない。

そうは言っても、1/1をつくることはつくった人たちにとってはすごく勉強になるから、建築学生だったら一度は経験したほうが良いとは思う。そうしたら安易に「地面掘ります」とか「水平ださなくてもなんとかなります」とか言わなくなるから。現実世界で物質を扱うことがどういうことかを分からないままだと、VectorとPhotoshopだけでサクサクとそれっぽいパースを描いた人たちがもてはやされて、実現したときに悲しいことになったりする。もちろん見たこともないものをつくるということは既知の経験から出て行かなくてはならないのだろうけど、それでも物理法則はなくならない。

この話は思想地図会議で磯崎新さんが言っていた問題にも近いと思う。つまり「身体的な実感のないままに現場にモノに変換できないような図面ばかり増えていく」という話です。これ自体はフィジカルとメタフィジカルの話だったので、直接は関係ないかもしれませんが、何か似たような背景がある気がします。

そういうことを踏まえたうえで、僕が1/1に期待するのは、そのモノをつくって、さらにその先どうしたいのか?というところです。最近僕が思うのは、建築をつくることは目的ではなく手段である、ということです。その先にどんなことを実現したいのか。例えば世界(地域)をもっとよくしたいとか、異分野の人と人がぶつかりあう場を作りたいとか。これらは抽象的で曖昧な話ではあるけれど、建築をつくる先にもっと大きな目的があるはずです。極論すれば、それが実現できるなら「建築」という手段じゃなくてもいいとさえ思います。どちらかといえば建築はお金と時間がかかりすぎるので、最後の手段です。

まわりを見てもそういう目標が透けて見えるひとが少ないので違和感を感じます。こんなこと言うのは青臭い中二病なのかもしれませんが。



結局長くなったので続く。もうちょっとまとめます。

2009年8月14日金曜日

my vision

twitterはすっかり中毒になってしまった。「去年の夏から数回やった」どころじゃねーな。
今日は(昨日?)は遅刻したが二回目の即日設計練習。前回よりはちっとはましになったけど、まだ時間が足りてない。
パースがかけない。絵が下手。あと一回くらいやれたらいいなあ。
初めて学科の勉強もしてみた。遅すぎ。ヤバいヤバい。

今までYGにはあまり行く気が無いだの来年は働くだの、ふざけたようなことばかり言ってきたが、今年の冬、つまり来年の秋入学を目指して留学にトライしてみようと考え直した。
実務をやらないと寸法などの設計の基礎が身に付かないとか思っていたが、そういうことは逆に実務を始めればすぐに身につけなければいけないことで、必ずしも自分のレベルを引き上げてくれるものでもない。もちろん実務の世界に飛び込むことで得られるものは学校に行くよりも何倍も多いとは思うけれど。
しかしそんな一年やそこら雇ってくれる事務所もないだろうし、それならばかなりしっかりしたポートフォリオも必要になる。(もちろん留学にも必要だが)
なにしろ建築業界は今そんな余裕はない。

なによりも「院に落ちたら日本なんかいないで海外行く」と半ば思いつきで言う人になんか負けたくない、というのが大きい。
それは友達に言われようが、自分もそれだけ軽く考えているようで悔しい。
いや、実はその言葉によって自分のスタンスがブレていることに気がついた、という方が正しいのかもしれない。
海外に行きたいのか、働きたいのか、Y-GSAに行きたいのか。
迷っているから一歩一歩が鈍い。気が重い。

とにかく数日後に迫ってしまった院試は受けるし最大限やる。
それが終わったら、留学に向けて頑張ろう。
レベルが足りない、というなら誰かに上げてもらうことを期待するのではなく、自分で無理矢理引き上げるしかない。
海外で通用するレベルにならなくては。

2009年8月10日月曜日

good movies



ウォッカのCMらしい。こういうのはとても良い。
tumbrとかでよく使われる「via」ってどう使うの?自分的には「元ネタはここのページから取って来ましたよ」って解釈ですが。だいたいあってる?
だとすると
via http://ukadapta.blogspot.com/

あと最近テレビでやってるフリスクのCMもいいよね。

最初IBMとかHPのコマーシャルだと思った。製品そのものの宣伝というより広告というメディアを通していい作品をつくるって言うか、世界観を出すというか。

ex.MCMの上田剛士のAA=(えーえーいこーる)



あとMouse on the keysのフルアルバムが出ておりましたよ。超カッコいい。


早く印紙終われ~~~

2009年8月4日火曜日

構造も材質も

院試に対するモチベが上がらないまま、とりあえずフォリオだけは作ろうと思って3年後期の課題を設計し直している。まだまだ全然出来ていないのでなんとも言えないが、当時素材も構造も棚に上げて考えていたものを、ある程度現実味のある図面に直して行く作業は楽しい。

現実に出来そうに見えることもリアリティということに対する一つの解だと思う。僕の案は港の見える丘公園の下のガケから住居が突き出ているものだけれど、それに対してあり得そうな構造や構法を与えて行く。手元にある住宅特集やJAなんかのできるだけ詳細が載っている図面とにらめっこしながら真似して書いてみる。なんで今までこういう風に真似して図面を書くということをしてこなかったんだろう。4年になってやっと気づく。

構造とか材質をしっかり図面に表現していくことが空間をつくっていくんだな。


Y-PACのみなさんtwitterやりましょうwww
高校とかマスティフスの友達もやってほしい。mixiみたいになれ合いのいらんコメントとかしなくていいし。(ex.○○ちゃん偉いなーあたしも頑張る!今度飲み行こッッッ 的な)
放りっぱなしのメールみたいなもんですかね。ブログに書くほどでもないことをブツブツとつぶやくのはブログが立体的に(ry
まあ面白いとおもいますよ。
なんかいろんなSNSをまとめて管理できるメタSNSみたいなのないのかな?
自分専用ポータル??それってiGoogleとかでできんのかな?

iPhone 3GSほしいっす。