2011年1月13日木曜日

伊藤計劃:虐殺器官

正月から少しずつ読んで今日やっと読み終わりました。
一気に読めば二日くらいで読めちゃうかもですが。
いまさら僕がオススメしなおす必要もないような名作ですが、面白かったのでオススメします。

SF小説的な独特の言い回しと、主人公クラヴィスの「ぼく」という一人称で語られる文体のバランスが丁度良く、読みやすい。
最終章のあとのエピローグで語られる結末が考えさせられる。
そしてARの網膜オルタナのように映像が目に浮かぶ。

というわけでSF小説初心者としていい入りになりました。ぜひ。


次はハーモニーとメタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット〈小説版〉読みたいです。
しかし伊藤計劃氏の長編作品がこれ以上出ることはないなんて。残念ですね。


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