豊田市美術館 石上純也「建築のあたらしい大きさ」展
会場は写真撮影できなかったので簡単にレビュー。
twitterで名古屋の知り合いや横国の後輩が大勢ボランティアとして展示模型製作に参加していたようなので、その設営の大変さはなんとなく伝え聞いていた建築の展覧会。
石上純也さんは今年のヴェネツィアビエンナーレ建築展で金獅子賞を取った若手の建築家です。実作としてはKAIT工房があるくらいで、むしろアート展での作品で語られることも多い。
作品については元BRUTUS副編集長こと鈴木芳雄さんのブログ「フクヘン。」に写真が載ってるので参考にどうぞ。
この展覧会は模型といいつつも机の上における扱いやすい大きさの模型と図面がポンポンと置いてあるようなものではなく、スケールは様々であるけれど展示室いっぱいに広がる(むしろ展示室の大きさにあわせて作られた)バカでかいものが特徴である。
(以下すごい時間が経ってから書いた感想)
石上さんがやろうとしていることははっきりとわからないが、一つには人工環境の極限をつくろうとしているのではないだろうか。
人間は生の自然環境にさらされては基本的には生きていけない。その自然環境から命を守ったり快適に活動するために人工的に環境を改変してきた歴史が建築の歴史ということもできると思う。
石上純也さんの模型群はその人工環境としての建築をどこまで拡大できうるかという思考実験のように思えた。
しかし人工環境と言ったって骨とガワだけでは人間住めるようにならないからなあ。何千メートルも上空にビルが伸びれば空気も薄くなるしさ。
また考え続けます。
あとはあいちトリエンナーレの写真を適当に。
写真はないけど志賀理江子と蔡國強の作品がよかったです。
三沢厚彦の作品
草間弥生の作品
メルヴェ・ベルクマンの作品
長者町エリアは廃屋と作品がいい感じでmixされててよかったです。ただこれが終わった後空き家はどうするのかな?
渡辺英司の作品
夜はynbrさんや名古屋の建築学生と飲み会。
ynbr△!
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